みなさまご機嫌よう。
高美濃四間です!
もし、あなたが投稿した小説が人気を得られているのだとしても、決して油断してはいけません。
作品のファンを増やすだけで満足していては、後で後悔することになりかねないのです。
今回はそんな大事なお話。
<BGM>
小説投稿サイトの罠|新作が読まれない理由とおすすめの攻略法
小説投稿サイト大手の「小説家になろう」で、こんな話を聞いたことがあります。
「なろうでは、作品にファンはついても、作者にファンはつかない」
極端な言い方ですが、これはちゃんと認識していないといけないことです。
どういうことを意味するのか、もうお分かりでしょうか?
つまり、投稿した作品がランキングに載るなどして人気になったとしても、新作を投稿したとき、前作を支持してくれていた読者は見向きもしないということです。
もちろん、そうでない場合もありますし、有名な小説家であればある程度の反応はあることでしょう。
しかし、あなたが有名な作家でもない限り、この問題を決して甘く見てはいけません。
作品のファンになっても、作者のファンとは限らない
作品にファンがついているのか、作者にファンがついているのか、それを見誤ってはいけません。
小説投稿サイトであれば、新作投稿のたびに新たにファンを獲得する必要がある、という程度の認識かもしれませんが、これが商業出版であれば致命的なことになります。
たとえば、デビュー作がそれなりに売れたとしても、新作を出版した際に前作のようには売れない可能性があるのですから。
もし作者に一定数のファンがついていてくれれば、二作目も三作目もある程度の売り上げは期待できるはず。
ゆえに、作者のファンを増やすような工夫が必要というわけです。
作品のファンから作者のファンへ
作者のファンを増やそうという話ですが、そう難しいことではありません。
作品のファンをそのまま作者のファンへと変えれば良いのですから。
順を追って解説しますね!
受け皿を作る
まずは、作者のファンとの繋がりを保つための「受け皿」が必要です。
作者にとっての「インターネット上の拠点」と言ったほうがいいかもしれませんね。
それがないと、作者のことを知る機会がなく、すぐに忘れられてしまうのですから。
そこで重要な媒体が、ブログやホームページなどのWebサイトというわけです。
ここであれば、小説投稿サイトのように他の作品にファンが目移りする心配もありませんし、作者の土俵で自由にアピールすることができるのです。
ここで確実に読者への価値提供をしたり、作者の考えなどを伝えて共感を得ることで、作者のファンを増やしましょう。
ブログ・サイト開設方法は↓
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もし、いきなりは難しいという方は、まずはTwitterやnoteなどをフォローしてもらって、ファンを集めるのもいいでしょう。
小説を投稿する際、自動的に「拠点」へアクセスする導線を作る
せっかくあなたの小説にファンがいるのなら、その方々にアピールしないのはあまりにももったいない。
そこで小説を投稿した際、あなたの作ったサイトへファンが訪れるような導線を作るのです。
たとえば、小説家になろうの場合、ランキングタグがありますよね。
これは、作品下部の評価ポイントの下に表示されます。
つまり、ここにURLを載せておけば、小説本編を読んだ読者があなたのサイトへアクセスする導線を作れるのです。
(詳しいやり方については、あとで解説しますね)
アルファポリスであれば「フリースペース」、エブリスタなら作者ページに直接URLを貼るのでもいいでしょう。
しかし、エブリスタについては作者をフォローする機能があるので、フォロワーをまず増やすほうが効果的です。
この仕組みを作ってしまえば、あなたがいつも通り小説を投稿するだけで、ファンがあなたのサイトを訪れ、作者自身をアピールすることができるのです。
これは非常に重要なテクニックですので、ぜひ実践してください。
ランキングタグやフリースペースの設定方法
まず小説家になろうのランキングタグですが、これはHTMLを使います。
知らない人からすれば、難しいと感じることでしょう。
ですので、僕のよく使う形を↓に載せておきますね。
<br /><br /><p style=”text-align:center;”><a href=”https://syosetsusyo.blog/2020/05/17/shosetsukotsu/“><span style=”font-size:30px;”><strong>ラノベ作家の創作攻略サイト</strong></span></a></p>
上記の赤字URL、赤字テキストをそれぞれ、変更して貼り付けるだけで、すぐに使えますよ。
ちなみに、ランキングタグは↓にあります
アルファポリスの場合は、↓
<br><center><a href=”https://tieupnovels.com/user/Shikentakamino“>たいあっぷ版</a></center>
アルファポリスのフリースペースでは、使えるHTMLが少ないので、これが限界のようです。
まとめ
今回は、小説を投稿する上で非常に重要なテクニックを紹介しました。
・作品のファンになっても、作者のファンとは限らない
・作者のファンとの繋がりを保つための「インターネット上の拠点」が必要
・小説を投稿する際、自動的に「拠点」へアクセスする導線を作る
作者のファンを増やすことが、創作活動に大きく影響するのは間違いありません。
他の方法もたくさん模索して、どんどん作者自身をアピールしていきましょう!
おすすめの小説投稿サイトについては、↓の記事でまとめています。
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