みなさまご機嫌よう。
高美濃四間です!
今回は、ライトノベルのストーリー作りに役立つ、ラブコメのプロットをまとめていきますよ!
これを参考にすれば、簡単に魅力的なライトノベルが書けるので、ぜひ参考にしてくださいね!
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ライトノベル小説のテンプレプロット5選/魅力的なラブコメの書き方
それでは、アニメやゲームから参考にした、ラブコメプロットのテンプレを順に解説していきますね!
・女の子を照れさせる
・あまあま、いちゃらぶ
・嫉妬、独占欲
・ヒロインの葛藤
・自分を陥れようとした女の子を許す
ご自身の小説のキャラクターに置き換えて、早速使ってみてください!
女の子を照れさせる
このプロットの構成は非常に簡単です。
主人公(男)がヒロインを褒めて照れさせる、これだけです。
しかし、赤くなったりモジモジしたりするヒロインは、とても魅力的ですよね!?
ラブコメには必須とも言えるプロットですので、しっかり利用しましょう!
主なフロー
1、自信をなくして落ち込んでいたり、そわそわしているヒロインと遭遇
たとえば、服や髪型が似合ってないのではないかという不安、怖いという印象を周囲に持たれて気落ちしている、主人公にどう見られているか気になって仕方ない、など。
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2、彼女のコンプレックスや好ましい、魅力的な部分などを、主人公が正直に褒める。または、まっすぐに好意を伝える
たとえば、笑顔が可愛い、服が似合ってる、気が利く、自分にとって必要な存在、など。
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3、褒められたヒロインは、否定しつつも嬉しそうな反応をする。
ヒロインの顔が赤くなる、頬をにへら~っと緩ませる、モジモジしだす、などの描写をしっかりすること
あまあま、いちゃらぶ
懐いてくれる女の子は、とても可愛らしいものです。
読者もそんな女の子が甘えてくるシーンはキュンとしたりします。
そこで、ヒロインとのまったりしたあまあまないちゃらぶシーンも、ラブコメには必ず入れましょう!
主なフロー
1、主人公に構ってほしいヒロインのアピール
たとえば、食事や映画などのデートに誘ったり、いつもより近い距離感で接してくる
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2、まったりした雰囲気で、主人公に甘えてくる
肩に頭を乗せたり、手を繋いだり、抱き着いたりなど。
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3、主人公もそれに応える
頭を撫でたり、彼女が喜ぶことを言ったり、喜ぶことをしたり、など。
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4、それでヒロインも、喜び幸せそうな表情を見せる
このプロットで重視すべきなのは、まったりした雰囲気で、ヒロインが構ってほしいという気持ちを抑えないこと。
最後には、嬉しい、幸せという心情をしっかり描写することが重要です。
嫉妬、独占欲
ヒロインの嫉妬心や独占欲は、ラブコメにとって良いスパイスになります。
殺伐としたものでなければ、よりヒロインの魅力を引き出すことができるので、ぜひとも導入してください。
また、ハーレムものでは必須の要素でもありますので、状況や趣向を変えて何度も使うことをおすすめします。
主なフロー
1、他のヒロインにも言い寄られている、仲良く話している主人公を見て、不安になるヒロイン。または、モヤモヤした気持ちを抱える。
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2、危機感を覚えたヒロインは、いつもよりアピールを過激に。
ここで、「好きな人をとられたくない」という乙女心をしっかり描写することが重要。
ツンデレヒロインの場合は、素直になれなくて、後で後悔したり悩んだりしているところが見られると、ギャップがあってより魅力的です。
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3、上記を繰り返し、たまに主人公から「君と一緒にいると楽しい」といったことを言われて、ヒロインが喜ぶ。
この、たまーにヒロインが独占欲を満たし、デレるのが最大の魅力。
ヒロインの葛藤
ヒロインの葛藤や悩みを解決するというのは、ラブコメの王道です。
本筋のメインプロットになり得るので、導入を検討してみてください。
主なフロー
1、ヒロインは、このままでいいのかと悩む
たとえば、主人公と出会って変わった、本来は任務のためだけに生きる存在なのに、いつかは戦わなければならない、など。
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2、主人公は、ヒロインの葛藤を察した上で、その解決策や最前の道を考える
今の彼女が、今の生活が好きだと伝える。
そして、彼女の悩みやこれから起こる困難を受け止めようとする
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3、ヒロインの悩みが解決されたり、困難を乗り越えたりして、主人公への好意がより強く。
ここが凄く大事です。
ヒロインが主人公を好きになる理由は、明確であったほうが読者も違和感なく物語へ没頭できますから。
後は、ここから通常のあまあまいちゃらぶプロットへ繋いでいくと、王道のラブコメとして十分ですよ!
自分を陥れようとした女の子を許す
いわゆるハニートラップですね。
ヒロインは実は敵で、本来の目的を隠して主人公に近づきます。
しかし、徐々に主人公の魅力に惹かれていって、最終的には仲間になるといったプロットで、これも王道ですね。
主なフロー
1、ヒロインが近づいてくる。
ここで、好意を持っているような仕草だったり、過剰なスキンシップをしてきて、主人公は戸惑う。
それでも、主人公はなびかない
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2、ヒロインは中々目的が達成できず焦るが、少しずつ主人公の魅力に気付いていく
たとえば、度を超えた優しさだったり、周囲からの信頼が厚かったり、強い信念を持っていたり、など。
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3、最終的に、ヒロインは敵だと明かされることになるが、主人公はそれを知った上で彼女を受け入れる。
ここで、ヒロインは主人公に完全に惚れる。
主人公の優しい言葉があるとなお良し。
「本当は優しい女の子」「君がいなくなるのは嫌だ」「それぐらいがなんだ、仲間じゃないか」
まとめ
今回は王道のラブコメプロットを5つご紹介しました。
・女の子を照れさせる
・あまあま、いちゃらぶ
・嫉妬、独占欲
・ヒロインの葛藤
・自分を陥れようとした女の子を許す
これらは王道であるがゆえに、ひっくり返すことで驚きの展開を生むこともできます。
ぜひ参考にしてくださいね!
他にも、様々なプロットを解説している書籍があるので、ぜひ参考にしてみてください。
(Kindle Unlimitedの読み放題サービス対象ですので、登録しておくことをおすすめします)
・ストーリー作家のネタ帳 イベント編1―キャラクターの王道プロット15種
・ストーリー作家のネタ帳 イベント編3―人間ドラマ・人間関係の王道プロット15種
また、ラブコメで使えるセリフは↓の記事でまとめています。
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