みなさまご機嫌よう。
高美濃四間です!
今回は、小説を書く上で重要となる、「読者の心に刺さるキャラのセリフ」について解説していきます。
これを参考にすれば、読者の心を揺さぶるような小説を書くことができますよ!
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感動できるセリフを生む方法/感情移入しやすい言葉をストックすべし
みなさんは、小説やアニメなどで、キャラクターのセリフに心を揺さぶられたことはありませんか?
ストーリーによっては、感動して泣いたり、叫びたいほど興奮したり、鳥肌が立つほどの衝撃を受けたりしたことがあるはずです。
そしてその作品はきっと、強く印象に残ったことでしょう。
つまり、物語においてキャラクターの発するセリフというのは、ストーリー展開や人物像の描写と組み合わせることで、絶大な力を発揮するのです。
例えば……
【ワンパンマンより】
「俺がお前に勝てないなんてことは、俺が一番よく分かってるんだよ! それでもやるしかないんだ。勝てる勝てないじゃなく、ここで俺はっ、お前に立ち向かわなくちゃいけないんだぁぁぁっ!」
【ガンダムWより】
「教えてくれ、俺たちはあと何人殺せばいい? 俺はあと何回あの子とあの子犬を殺せばいいんだ……ゼロは俺になにも言ってはくれない」
【ひぐらしのなく頃により】
「数え切れない世界で後悔した……いつも、気付くときには手遅れだった。私が、ずっとずっと、一番伝えたかった言葉を言うよ。梨花ちゃん、君を助けにきた!」
【Re:ゼロから始める異世界生活より】
「立てっ! 顔を上げろっ、武器を持てっ! あの男を見ろ、あれは武器もなく非力で吹けば飛ぶような弱者だ。他の誰よりもあの男が一番弱い。最も弱い男が諦めていないのに、どうして我らに膝を折ることが許される――続けぇぇぇっ!」
今回は、そういった読者の心を揺さぶるセリフの生み方について、丁寧に解説していきますね!
読者の感情を揺さぶるのに必須の要素
読者を笑わせたり、感動させたりしたければ、必須の要素があります。
それは、驚きです。
表現の技術という書籍で解説されていますが、人の心を動かすには驚きが必須なのです。
それが大きければ大きいほど、強く心が揺さぶられる。
たとえば……
・思いもよらず、ハッとさせられるセリフ
・「確かに!」「その通りだ!」と強く共感できるセリフ
・「まさか、いつも寡黙なあのキャラが!?」と驚愕するような想いのこもった叫び
など、印象に残るにセリフには、読者の驚きがあります。
この驚きを生むために、キャラ設定やストーリー展開などによって、読者の思考を上手く誘導することを意識してください。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! ・キャラクターのイメージが湧かない…… ・魅力的なキャラが書けない…… ・読者の感情移入できる小説を書きたい…… みなさんは、そん[…]
セリフをストックすべし!
しかし感情を揺さぶるセリフというのは、そんなポンポンと出てくるものではありません。
普段から自分の中にストックしておく必要があるのです。
そのために多くの作品に触れ、「熱くなったセリフ」、「ハッとしたセリフ」、「感動したセリフ」などをひたすらメモしてください。
特にアニメがおすすめです。
プロの声優さんの迫真の演技による心のこもったセリフは、まっすぐに心に刺さり、強く印象に残るためです。
また、↓の記事でも心揺さぶるセリフを紹介しています。
セリフの言葉選び
基礎を理解し、セリフをストックしたら、あとは言葉選びです。
自作小説では、自分の生み出したキャラクターの言葉でセリフを言わせなければなりません。
そこで重要なのは、下記の3つです。
・そのキャラの目的はなにか
・なぜそのキャラはそのセリフを言ったのか
・読者にどんなことを伝えたいのか
それをしっかりと整理してください。
そうすれば、そのキャラのセリフで、その場面に適した言葉選びができるはずです。
まとめ
今回は、小説で感動するセリフを生む方法について解説しました。
・人の心を動かすには驚きが必須
・普段から自分の中にストックしておく必要がある
・自分の生み出したキャラクターの言葉でセリフを言わせなければならない
これらを意識し、ぜひ心に残る素敵な小説を書いてくださいね!
魅力的なキャラクターの作り方は、↓の記事で解説しています。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! ・キャラクターのイメージが湧かない…… ・魅力的なキャラが書けない…… ・読者の感情移入できる小説を書きたい…… みなさんは、そん[…]
また、ストーリープロットの作り方については、↓でまとめています。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です。 みなさんはプロットを書いていますか? よく、小説にプロットは必須という考え方や、書くべきか迷うといった意見がよく話題に上がっていますね。 […]