『死ぬこと以外かすり傷』感想|創作に熱狂を!その真の意味とは!?

みなさまいつもありがとうございます。

高美濃四間です。

 

今回は以前ご紹介した、ベストセラー連発の凄腕編集者『箕輪厚介』さんの書籍『マンガ 死ぬこと以外かすり傷』から学んだことを書いていきます。

 

これを読めば、出版の枠を超えて本を売る真髄に触れることができますので、お見逃しなく!

 

<BGM>

 

『死ぬこと以外かすり傷』感想|創作に熱狂を!その真の意味とは!?

 

ただ熱狂せよ!

 

この一言に凄腕編集者の……箕輪厚介氏の全てが詰まっています。

 

多くの人を動かすコンテンツも、世界を変える革新的なモノも、いつも変人が作る。

狂っている人が新しい世界への道を開く。

 

それを箕輪氏が自ら証明しているのです!

 

この人は尋常じゃない。

だが面白い。

この狂った人の人生に触れることで、あなたも今までにないほどの興奮を覚えるはずです。

 

この編集者はネジが一つ……いや、全てが外れて狂っている

このマンガ、初っ端から箕輪氏がいかに狂っているかを描いています。

 

インドで監禁されて、もしかしたら殺されてたかもしれないところを何とか逃げ出したと思ったら、すぐさまネットカフェに飛び込んでミクシィ日記を書くという行動力。

そして「こんな面白い体験したんだから、みんなにも伝えたい」という底知れぬ胆力。

僕は不覚にもワクワクしてしまいました(笑

 

このマンガでは、そんな仰天エピソードを始めとして、出版業界での驚きのエピソードが勢いを落とすことなく語られて行きます。

↓あくまで一例ですが、

 

・双葉社の新人研修を受けた箕輪氏は、日報で「こんな無駄なことは来年からやめたほうがいい」と言い、上司に怒られても「正直に書いたほうが会社のため」と反論。

 

・与沢翼の本を出すために社内の反対を押し切り本人と交渉して、双葉社の社長と直接交渉する。

 

・双葉社にいながら幻冬舎の社長『見城徹』の本を出版。

そのとき、見城氏から言われた、

無理はなぁ通すためにあるんだよ!

という言葉を真正面から受け止め、見事ベストセラーを生み出す。

それが書籍『たった一人の熱狂

 

・ツイッターを研究し、インフルエンサーを最大限利用して本を売る箕輪氏。彼はとうとう自分自身をインフルエンサーに。編集者でありながら表に出るという奇策は瞬く間に話題をかっさらった。

 

・ホリエモンの本を出すのに、彼の名言をTwitterやメルマガ、メディアでかき集めて勝手に編集してしまう。

本人には、あとで確認をとるという暴挙。

箕輪氏いわく「本人より本人になればオッケーしてくれるはずだ」

結局、ホリエモンはOKを出し30万部を超える大ヒットに繋がる。

 

まさしく、事実は小説より奇なり!!

まさかこんな面白い人が編集者にいるなんてと思わず血が滾りましたね。

 

既存の出版業界に囚われないプロモーション

彼は既存の本の売り方に囚われていません。

だからこそ、面白いのです。

 

どんなに苦しくても、「成功するまでにどんな苦しいことがあったか、おもしろおかしくブログに書いたり、インタビューを仕込んだりして、自分の名を売る」

 

ブランドに、人も金もついてくる。

 

これを読んだおかげで、僕の考え方が間違っていなかったのだと胸を張って言えます。

このブログもですが、現在企画を進めているクラウドファンディングも、「成功させてやる!」という気力が自然と湧いてきました。

 

自分自身を追い込む

計算通り、段取り通りに進む仕事、安全安心の空間からは熱狂は生まれない。

これは創作にも言えるのではないでしょうか?

 

箕輪氏は常に自分を追い込んでいます。

あえて自分の給料ではカバーしきれないような家に住み、半年で破産するような状況に身を置くことで、編集者というサラリーマンでありながら、新レーベルや箕輪編集室の立ち上げを実行に移し、今では年商1億を超えています。

これは彼の「絶体絶命な状況なのに、ワクワクが止まらない」といった狂人マインドがあってこそ。

 

彼はまさにサイヤ人ですよ。

常に死にかけの状況に身を置き、防衛本能の働くままにスピードと量を生み、急速に進化し続けているのです。

これはゴ〇ウもベジ〇タも顔負けですね(笑

 

熱狂の裏にあるもの

誰もが思うことでしょう。

「あんなことが出来たのは箕輪さんだからだ」と。

 

それは僕も同じ気持ちです。

ただ夢中になってがむしゃらに仕事してれば大ヒットを生む?

僕ら一般人が同じような考え方でやれば上手くいく?

そんなおいしい話はありません。

 

だから現実を見ましょう

 

注目すべきは熱狂にあらず

 

彼が熱狂し夢中になって、自分が読みたいものを本にしてなぜ、ここまでの大ヒットを成し遂げることができたのか?

それは、彼が誰よりもスピードを重視してきたからなんです。

 

ビジネス書ランキングの上位1~4位までを、箕輪氏が編集担当した作品が独占したとき、彼は語りました。

「自分に編集者としての才能があったからじゃない。それだけの量をこなしてきたからだ」と。

 

本書の冒頭でも語られています。

 

誰よりも考えて誰よりも動け

語るより手を動かせ

能書きじゃなくて数字で示せ

 

言葉だけで見てもそれがなんだと思われるかもしれません。

一度この『マンガ 死ぬこと以外かすり傷』を読んでみてください。

彼の想像を絶する仕事ぶりを。

 

これを読み終えたとき、きっと興奮しインスピレーションが湧き上がることでしょう。

そしてできれば、そのままの勢いで創作活動に向かって欲しいと思います。

 

鉄は熱いうちに打て

 

物語の書き方については、↓の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

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