戦闘シーンの書き方まとめ|小説で最高のアクションシーンを描く!

みなさまご機嫌よう。

高美濃四間です。

 

今回は僕の戦闘シーンの技術の全てを語ります!

これを読めば、迫力ある戦闘描写の技術を身に着けることができますよ。

ぜひ活用してみてください!

 

<BGM>

 

戦闘シーンの書き方まとめ|小説でも最高のスピード感を演出できる

小説で最高のスピード感を出すには必要な要素の組み合わせがあります。

次の4つを確実に高いレベルで実践することです。

 

1、感情移入できるキャラが戦う

2、極力短い文章でかつ、分かりやすい地の文で展開

3、キャラクターがスピーディに大きく動く

4、高い熱量を纏ったセリフ

 

それでは1つずつ解説していきますね!

 

感情移入できるキャラが戦う

引き込まれる戦闘シーンの前提として、戦うキャラのうち最低でも一人は応援したいと思えるキャラであることです。

そのキャラが戦闘によって、どうなるのか気になるか。

逆を言えば、どこぞの誰とも知らない、又は魅力を感じない二人が戦ったところで興奮もしませんし、戦いの結末を知りたいと思いませんよね。

 

つまり、戦闘シーンに読者を引き込むには、その戦いの結末に興味を持たれなければならないということです。

 

感情移入できるキャラをどのように描くかというと、

・未熟な人物の成長を描く。

・多くの人が共感できる、ありきたりな悩みを抱える。

・ギャップがあるとキャラクターの魅力が一気に増す。

まずはこれを意識してみてください。

 

→ 感情移入できるキャラクターの作り方はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です!   ・キャラクターのイメージが湧かない…… ・魅力的なキャラが書けない…… ・読者の感情移入できる小説を書きたい……   みなさんは、そん[…]

 

参考となる書籍

小説の戦闘シーンで魅せる技術

感情類語辞典

今すぐ使える! キャラクター描写集(現代編)

 

極力短い文章でかつ、分かりやすい地の文で展開

ここで意識すべきことは、キャラクターの動きを分かりやすく説明しつつ、極力短い文章で戦いを進めるということです。

つまり、文章のスピード感が重要です。

 

文章のスピード感とは、「情報量÷文字数

 

つまり、戦闘シーンの情報量をいかに少ない文字数で表現できるかが、スピーディな戦闘描写を実現する上で重要なのです。

特に、↓の点に注意してください。

 

・文末が多彩であること

~である。~だ。~だった。~(名詞)。~い。

と、動詞やら形容詞やら体言止めやら、色々な区切り方を駆使し、文末が極力連続しないようにしましょう。

 

・地の文(説明文や描写)ばかりではダメ、会話文だけでもダメ

会話が流れていく中で、適度に描写や説明が入り、しかしスピード感が失われていないこと。

特に地の文は、同じ意味の文章でもできるだけ短い言葉で伝わるよう、何回も書き直してください。

 

・文章をかさ増ししようとして、必要のない情報を書かない

これはよくやりがちです。

文量を多くしようというのであれば、あっさり終わらないよう、二転三転する展開を考えましょう。

描写不足は、指摘されたときや自分が成長したときに、都度追加していけばいいのです。

 

→ 戦闘描写に役立つ表現集はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です!   今回はなんと、戦闘描写や技、迫力ある背景描写に役立つ言語を集めました! この記事を読めば、多彩な語彙力が手に入り、躍動感あるシーンを書けるようになりますよ。 […]

 

→ 読みやすい小説の書き方はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です。   突然ですが、こんな悩みを抱えていませんか? ・小説投稿サイトに投稿しても読まれない ・小説が読みづらいと言われる ・そもそも最後まで読んでもらえないの[…]

 

また、書いた文章は必ず読み返し、推敲してください

 

参考となる書籍

小説投稿サイトで読まれる文章術

新しい文章力の教室

 

キャラクターがスピーディに大きく動く

迫力とスピード感を出すコツとしては、広い戦場を縦横無尽に駆け巡ることが大事です。

それを短い文章で表現できれば、読者の頭の中で流れるように戦闘シーンが進んでいき、自然とのめり込めるようになるのです。

それもまた、読者の頭の中でしっかりイメージできる、分かりやすい文章でなければいけません。

 

簡単に言いましたが、これ凄く難しいですよね……

攻略法は、アニメの戦闘シーンをたくさん見ることです。

迫力ある戦闘シーンを書こうと思ったら、そのシーンが脳内に浮かび上がり、躍動感ある戦闘シーンが流れていないと書けないのです。

つまり、たくさんの戦闘シーンを脳に焼き付けておかなければならないのです。

 

→ 戦闘描写に役立つ参考書籍はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です!   今回は僕が大好きな戦闘描写について、参考となる書籍をご紹介していきます。 こんな方におすすめ↓ ・戦闘描写を書きたいけど、書き方が分からない ・どうも[…]

 

参考となる書籍

今すぐ使える! 情景描写集(現代編)

今すぐ使える! ファンタジー描写集

場面設定類語辞典

 

高い熱量を纏ったセリフ

とにかく、これが大事です。

キャラクターたちの信念や熱量が伝わるように、やりすぎというくらいセリフを叫ばせてください。

これがあることで、戦闘シーンに熱を注ぎこむことができるのです。

ただ、感情移入できるキャラでないと、読者は痛いセリフを読まされて冷めることになるので、ご注意ください。

 

そして、そんな心を揺さぶるようなセリフを言わせるには、自分の中に熱いセリフが蓄積していないといけない。

それによって、自分のキャラクターの口から、そのキャラクターの言葉で勝手に出てくるのです。

 

→ 感動するセリフを生む方法はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です!   今回は、小説を書く上で重要となる、「読者の心に刺さるキャラのセリフ」について解説していきます。 これを参考にすれば、読者の心を揺さぶるような小説を書くことができま[…]

 

→ 戦闘シーンを演出するセリフ集はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です!   みなさんは、印象に強く残る物語の特徴はどんなものだと思いますか? 「どんでん返しに鳥肌が立った」、「感動して泣いた」、「飽きずに最後まで一気読みできた」、など様々[…]

 

参考となる書籍

『鬼滅の刃』が教えてくれた魂の名言

<ヴィジュアル版> NARUTO-ナルト-名言集 絆-KIZUNA- 天ノ巻

編集者が選ぶ『呪術廻戦』15の名言集【厳選】

 

上達のコツ

ここまで戦闘シーン、描写を書くときのコツを解説してきましたが、まず前提条件として、脳内で動きをイメージできていないといけません。

躍動感あるシーンが脳内で流れていないと、迫力のある戦闘シーンなんて書けないのですから。

 

戦闘シーンの映像を脳内に焼き付ける

現代では、Youtubeや動画配信サービスなどで、アニメや映画などから様々なシチュエーションでの戦闘シーン
を見ることができます。

そうやって多くの映像を脳裏に焼き付け、自分の中でイメージを膨らませることが、戦闘シーンを書くための
基盤となるのです。

 

戦闘イメージを文章にする

どんな戦闘シーンにするか決まったら、次はその場面を『映像』としてイメージしてください。

リアルな動きを脳内で、まるで映画のように流すことが重要です。

 

何回も何回もシーンを頭の中で繰り返し、構想が固まったら、イメージ通りの戦闘シーンをそのまま書いてください。

まずはつたない文章でも構いません。

戦いの始まりから終わりまで、イメージしたまま文章に書き出していくのです。

 

コツは、技の発動や障害物の破壊など、派手なエフェクトなども詳細にダイナミックに書くことです。

どうしても場面のイメージがつかないという方は、「場面設定類語辞典」や「今すぐ使える! 情景描写集(現代編)」がおすすめですよ👍

 

読者のフィードバックを得る

戦闘描写の良し悪しを判断するのは、作者ではなく読者だということです。

 

自分の書いた戦闘シーンが本当に迫力のあるものなのか、誰かに読んでもらって感想を聞いてください。

 

→ 小説の感想を依頼する方法はこちら

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です!   今回は、自作小説に対して感想や校正を依頼する方法をご紹介します。   創作技術の上達には欠かせない内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。 […]

 

まとめ

今回は僕の戦闘描写の技術の全てを語りました!

戦闘シーンをより迫力のあるものにしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

1、感情移入できるキャラが戦う

2、極力短い文章でかつ、分かりやすい地の文で展開

3、キャラクターがスピーディに大きく動く

4、高い熱量を纏ったセリフ

 

また、『小説の戦闘シーンで魅せる技術』という書籍もおすすめです。

 

具体的な戦闘シーンの例も紹介しているので、↓の記事も参考にしてみてください。

関連記事

みなさんご機嫌よう。 高美濃四間です!   今回は僕の大好きなバトルアドベンチャーから学んだ、面白い物語の書き方を解説していきます! 主に戦闘シーンが多いので、書けないと悩んでいる人は是非とも参考にしてみて[…]

 

また、ストーリーの作り方を↓の記事でまとめているので、参考にしてみてください。

関連記事

みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です。   みなさんはプロットを書いていますか? よく、小説にプロットは必須という考え方や、書くべきか迷うといった意見がよく話題に上がっていますね。   […]

電子書籍レーベル「タカミノ出版」創刊!

最新情報をチェックしよう!