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風景描写の有効な書き方|小説で魅力的な風景を書く5つのコツ

高美濃オリジナル作法(さっぽう)

みなさまご機嫌よう。

高美濃四間です。

 

今回は、作家の多くが抱える悩みである風景描写について、解説したいと思います。

これを読めば、より魅力的な風景描写を書けるようになりますよ!

<良ければ、↓の曲を聞きながらでも>

宇宙の神秘 @ フリーBGM DOVA-SYNDROME OFFICIAL YouTube CHANNEL

 

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風景描写の有効な書き方|小説で魅力的な風景を書く5つのコツ

風景描写って難しいですよね?

普段は目で見ている景色を文字のみで書き、それを読者がイメージできるように表現するというのは、非常に難しいです。

小説を書き慣れている方からすれば、あまり深く意識せずにスラスラと書けるかと思いますが、苦手意識を持っている方や初心者の方にはかなりハードルが高いことでしょう。

 

そこで、初心者でも書くことができるように↓のことを解説していきます。

・イメージが自然と頭に浮かぶようにする

・語彙がないときの対処法

・意識しておくべき要素

・神は細部に宿る

・読者を引き込む場面描写

 

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

 

イメージが自然と頭に浮かぶようにする

まずは書き始める前の準備についてです。

小説を書くときは、書こうとしているその場面が映像のように脳内を流れていることが理想です。

それは風景描写でも同様で、いざ書こうと思ってもその風景が頭にくっきりと浮かんでいないと、上手く書けません。

ですので、まずは書こうとしている風景をなにかしらの方法で頭に焼き付けてください。

 

具体的には、ネットで画像検索をしたり、YOUTUBEなどで動画を見たりすることです。

たとえば花畑を書こうとするなら、花畑の画像を検索して自分の書きたい風景と合致するものを参考にしたり、風が吹いたときの花の動きや見る向きによって変化する景色を動画で観察するなど。

最終的には何も見なくても、風景がイメージできるようになることを意識してみてください。

 

↓画集なんかも参考になりますよ。

美しい情景イラストレーション-魅力的な風景を描くクリエイターズファイル-

 

語彙不足の対処法

「頭にイメージが浮かんだ。よし書こう! ……あかんっ、言葉がでてけぇへん!」

そんな問題にぶち当たった方もいることでしょう。

仕方ありません。

 

小説を書いているうちに、自分に馴染みのない場所を舞台にすることもあるはずです。

そんなとき、その場所で登場するものの名称を全て言えるかというと否。

とはいえ、語彙力を上げろと言われても、そんなすぐにできることではありませんよね?

 

そんなときに役立つのが「場面設定類語辞典」です。

これには数々の場面が網羅されており、それぞれで登場するパーツについて細かく触れられています。

 

たとえば、教会内部の描写をしようと思ったとき、僕はそこで使われる単語が全く出てきませんでした。

そんなとき、この書籍で↓のような単語を知り、まともなシーンを作ることが出来たのです。

・会衆席

・壁に設置された十字架

・ステンドグラスの窓

・祭壇

・懺悔室

 

正直、自分の知識だけでは無理があるので、こういう参考書籍を使いこなせると、創作の可能性は大きく広がるのです。

 

意識しておくべき要素

さて、まずは思いついたことを書き出して、繋ぎ合わせて風景描写をするのが良いでしょう。

では次に、どのようなことにフォーカスして書けばいいのか。

おそらく疑問に思ったことでしょう。

それについては、↓の点に留意して書くことをおすすめします。

 

・見えている色

・漂ってくる匂い

・聴こえてくる音

・遠くにぼんやりと見える景色

・自然

・足元

 

色や匂い、音などを的確に伝えることができれば、読者がその物語に入り込みやすくなります。

共感を得ることができるからです。

そこで風や雨などの自然についても触れることで、よりリアリティが増しますよ👍

 

また、キャラクターが立っている足元を想像できるように書くことで、「自分がそこにいるんだ」という感覚を得ることができるので、個人的におすすめしたいです。

 

これらも先ほどご紹介した「場面設定類語辞典」を参考にすればOKです👍

 

神は細部に宿る

それではテクニック的な風景描写のコツに入ってきますね。

風景描写をする上で注意しなければいらない点は、必要のない無駄なことを長々と書いたり、一言で説明できることをわざわざ丁寧に書いたりしないことです。

それでは読者は退屈してしまいますね。

 

大事なことは、必要最低限の風景説明で済まして、細部の描写に力を入れることです。

 

どういうことかというと、読者が「あ~確かに!」「わかる~」「なるほどねぇ」などと思わず呟いてしまうような、共感の得られる描写をすることです。

これには、キャラクターの行動などの組み合わせも有効。

たとえば……

 

①ダンジョン系の洞窟

ゴツゴツとした岩が転がり、澄んだ水溜まりが広がる鍾乳洞。申し訳程度に緑色の草が生え、周囲の岩壁からは半透明な鉱石が突き出し、道を仄かに照らしている。

 

②ボスモンスターの潜む沼地のシーン

その沼の色はそこら辺にある白濁色のものではなく、澄んだエメラルドグリーンだった。沼は思った以上に広く、中々終わりが見えない。瘴気の最も濃い場所に、普通とは違う色の沼。それに強い気配。柊吾は嫌な予感をヒシヒシと感じる。

そのとき、遥か後方で声が上がった。

柊吾が下を向くと、沼に巨大な影が出来ていたのだ。

 

①のポイントは、「周囲の岩壁からは半透明な鉱石が突き出し、道を仄かに照らしている」という部分です。

RPGをよくやる人であれば、仄かな明かりに照らされた洞窟の雰囲気がありありと感じられるのではないでしょうか。

②のポイントは「沼に巨大な影が出来ていた」ですね。ゲームなどのボスモンスター登場シーンではよくあるかと思います。

 

そういう風にして読者を楽しませることによって、風景描写だけでも読者を退屈させずに済む。

雰囲気で魅せられる小説というのは、そういうところがしっかりしているのではないかと思います。

 

読者を引き込む場面描写

それでは最後に、読者を引き込むことのできる方法を解説します。

それは、その場面に対する一般的な印象、認識をひっくり返すことです。

サスペンスやホラーが良い例ですね。

普段なにげなく生活している場所で事件が起こる。

 

たとえば、「朝一で学校に行ったら、花壇が血まみれになっていた」「家に帰ったら見知らぬ人が倒れていた」など、場所は同じでも想像していなかった状況を組み合わせることで、一気に読者の興味を引くのです。

 

これは非常に有効な方法ですが、知ってしまえば簡単にできます。

表現の技術」や「ミステリー「トリック」の作り方—「常識反転法」によるトリックの発想方法」という書籍がおススメですので、ぜひとも参考にしてみてください。

 

まとめ

今回は風景描写の書き方について解説しましたね。

 

・イメージが自然と頭に浮かぶようにする

・語彙がないときの対処法

・意識しておくべき要素

・神は細部に宿る

・読者を引き込む場面描写

 

これを知っても、実際に自分の手を動かしてたくさんの量をこなさないと、上手くはなりませんので、後は挑戦するのみです!

 

戦闘描写についても解説しているので、↓の記事を参考にしてみてくださいね。

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