みなさまご機嫌よう。
高美濃四間です!
今回は、僕もちょくちょく利用する小説投稿サイト『ノベルアップ+』について深く考察したいと思います。
タイトルの通りお金に絡む話でもありますが、別にビジネスがどうこうとか、情報商材がどうこうとかは、まったくないのでご安心ください(笑
それでは早速本題に入りましょう。
<BGM>
ノベルアッププラスで感謝する人,稼ぐ人
最初にお伝えしますが、別に怪しい話とか、稼ぐノウハウの話をしようというのではありません。
それに、現金化できるポイントを稼ぐ人の話にもなりますが、彼らやポイントを送っている人を批判するものでもないということはご理解くださいませ(※金額的にも微々たるものですので、そちらの期待もしないでください)。
そもそもノベルアップ+とは?
ノベルアップ+とは、株式会社ホビージャパンが運営する小説投稿WEBサービスで、2019年の夏に正式オープンしました。
コンセプトは、「誰でも小説作品を投稿でき、また自由に読むことができて、ユーザーみんなで作品を育てていけるサービス」。
基本的には、『小説家になろう』や『カクヨム』のように小説を自由に投稿、閲覧ができるサービスと思ってもらって大丈夫ですが、他の小説投稿サイトとは差別化された、素晴らしい機能を備えています。
全て説明していたらキリがないので、今回は本記事の内容に関わりのある機能のみを挙げます。
それがノベラポイントです。
これはユーザーが課金することで購入できる、サイト内の通貨です。
これをサイトのショップでアイテム購入に使えたり、他ユーザーの作品を応援する際に送れるのです。そして、このポイントで応援してもらうということは、作者にとって現金をもらったこととほぼ等しいのです。
しかし「わざわざ金を払ってまで他人の作品を応援するか?」と思われるかもしれませんね。
ところが、このポイントには可愛らしいスタンプやアバター、自作品の宣伝にも使えるおすすめチケットなどの用途もあり、課金への精神的ハードルは意外と低いのです。
世の中そんなに甘くない
ご説明した通り、このノベラポイントの仕様だけでも、ノベルアップ+は他サイトと差別化の図れた素晴らしいサービスと言えるでしょう。
それに「お金ももらえるかもしれない」というポイントは、ユーザーにとっても嬉しいですよね。
しかしこのポイント、確かにたくさんもらえればウハウハですが、世の中そんなに甘くないです……
他の小説投稿サイトで、読まれるために色々な工夫を重ね、苦労してきた方なら分かると思いますが、このノベラポイントを狙って作品を書くのは至難の業です(もちろん、上位ランカーの方は除きますが笑)。
そりゃそうだ。自分が読者側の立場になったら、作品が少し面白いぐらいでわざわざ金銭的価値のあるポイントを簡単に手放したりしませんよね?
しかし、その至難の業をやってのける方々がいるんです(金額でいえば、数百円~数千円程度のものですので、金額上の期待はしないでください)。
収益を上げたいと思っている作家の方は、↓の記事を参考にしてください。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! 今回の内容はとてつもなく深く、作家人生に関わる非常に重要な話です。 僕はここにたどり着くまでに、様々な書籍を読んだり、編集者のコラムや著名人の対談動画などを見たり[…]
稼ぐジャンル
彼らがどんなジャンルでポイントを稼いだのか、それは――
・小説紹介エッセイ
・ノベルアップ+のサイト攻略エッセイ
です。
この時点で「なるほど」と思った方もいるはずです。
※ここで注意しなければならないのは、後から参戦してきた人たちではなく、最初にこれを思いつき投稿を始めた人が得た先行者利益であるということです。今はもう、複数のエッセイが投稿されノベラポイントも得られなくなっています。
まず、小説紹介エッセイ。
これは、ノベルアップ+内で依頼された小説の宣伝を小説紹介エッセイで行うという内容です。
紹介してもらった作者たちは、そのエッセイに価値を感じ、感謝の意を込めて自主的にノベラポイントを送っているというわけです(応援ポイントという無料のポイントもありますので、そちらで感謝の意を伝えることもあります)。
これなら納得できますね。
僕だって自作の紹介を効果的にしてもらえたら、快くポイントを送ります(実際、ココナラというサイトで発注したサービスでは、金額に対して求めたレベルを遥かに超えたサービスだったので、追加で三倍の金額を払ったことがあります)。
返報性の原理というものですね。
次にノベルアップ+のサイト攻略エッセイ。
作者の方は、ノベルアップ+のプレオープン時から更新を続けられており、このサイトを誰よりも知ろうと試行錯誤されていました。なぜ僕が知っているかというと、当初から拝読させてもらっていたからです(笑
初期ではノベラポイントの機能こそありませんでしたが、ノベラポイントが実装されてすぐ、このエッセイのお世話になってきた人たちはポイントを送ったことでしょう(自分がどうだったかは覚えていません……)。
これも、新たなサービスで使い方が分からない、有効活用したいというユーザーたちの問題を解決している、素晴らしい作品であるからこそ、ポイントが得られたわけです。
まとめ
まとめると、どちらも需要があり、誰かの問題を解決しているということです。
ただ小説を投稿するよりも、ユーザーの問題にフォーカスしているため、ユーザーが価値を感じ感謝と共にノベラポイントで応援してくれる可能性が高いということです。
もちろん、自分の書きたいことを書くのが大事ですので、こういう考え方もあるのだと心に留めておく程度で構いません。
物語の内容によってポイントをもらっている上位ランカーの方々もいらっしゃるので。
今回の内容は、あらゆる商売でも同じことが言えるのではないでしょうか?
金額の大きさは変われど、人は自分の問題が解決されたり価値を感じたりしたときにお金を支払います。
また、小説家の収益化戦略については、↓の記事で詳細に解説しています。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! 今回の内容はとてつもなく深く、作家人生に関わる非常に重要な話です。 僕はここにたどり着くまでに、様々な書籍を読んだり、編集者のコラムや著名人の対談動画などを見たり[…]
他の小説投稿サイトも↓の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! 今回は小説投稿サイトの比較をしていきます! 各サイトの月間トラフィックや人気のキーワードについても、調査していくので参考にしてみてくださいね。 […]