みなさまご機嫌よう。
高美濃四間です!
小説を書く上で『読者目線』を忘れてはいけません。
しかし、そもそも最初の一ページすら読まれないのなら、別の対策が必要です。
今回は、多くの小説投稿サイトでランキング上位を多数記録したことのある僕が、継続読者を増やすまでの方法についてまとめました。
小説投稿サイトを使う人にとっては、特に参考になるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
こんな方におすすめ
・読者に読みやすい内容を意識しても、そもそも作品をスルーされる
・どうしても読者が継続してくれない
・もっと読者を増やしたい
<BGM>
あなたの小説が読まれない理由/初心者の小説投稿サイト攻略法
まず、小説投稿サイトでなかなか読者が増えないと悩まれている方は、↓のいずれかのパターンの問題を抱えているでしょう。
・そもそも作品が見向きもされない
・最初は読まれても継続して読まれない
・高い評価が受けられず、拡散しない
作品が読者の目に留まるには?
まず、自分の作品がそもそも見向きもされていないのなら、内容をどれだけ修正してもほぼ効果はありません。
だって読まれないのですから。
ならば、まずはユーザーの目につく部分に力を入れましょう。
そう、作品タイトルです。
結局のところ、数ある作品の中で読者が作品を読むか判断できるのは、ほとんどタイトルなのです。
それでは、どのようなタイトルにすれば読まれる可能性が上がるのか、↓の通りです。
・タイトルを見ただけであらすじを理解できる。
・『悪役令嬢』や『追放』など、現在の流行ワードが入っている。
・見たことのないフレーズ、単語が含まれている。たとえば、『君の膵臓を食べたい』や『転生したらスライムだった件』など。
もし、参考例が必要でしたら、各小説投稿サイトのランキング上位を見てみると、全てが分かりますよ。
また、エブリスタやノベルアップ+など、表紙を設定できるサイトであれば、デザイン面も重要になってきます。
みなさまこんにちは。 高美濃四間です。 なんとっ、ようやく自分でウェブ小説の表紙を作れるようになりました! これがですね、拍子抜けするほど簡単でしかもすぐに完成してしまったのです(笑 […]
読者の心を掴むあらすじが重要
タイトルがどれだけキャッチーなものでも、あらすじに魅力がなければすぐにブラウザバックされてしまいます。
読者の心を掴むことのできるあらすじとは……
・タイトルとあらすじの統一性
・読者の共感を得る
・文章の読みやすさはあらすじで判断される
・作品のアピールポイントを短く魅力的に伝える
・読者の期待とストーリー展開の合致
上記の5つです。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! みなさんは、小説投稿サイトに投稿した小説が読まれないと悩んでいませんか? もしそうなら問います。 あらすじを適当に書いたりしてませんか? […]
穴場を探す
もしそれでも読まれないのなら、もしかすると読者の目にすら止まっていないのかもしれません。
どういうことかと言うと、いきなり激戦区に足を踏み入れているということです。
ここは、書籍化作品が多く含まれ、既にかなりの数の固定ファンがいる人でないと、浮上は厳しいです。
すぐに埋もれてしまいますから(汗
ですので、おすすめは穴場とも言える、競争率の低いジャンルでランキング上位を目指すことです。
あくまで一例ですが、僕はエブリスタのSFジャンルに集中してランキング1位を記録し、それで地道に固定読者の方々を増やすことで、実際にファンタジージャンルという激戦区でもランキング上位入り(4位)を果たすことができました。
ですので、特に初心者の方は、競争率が低く自分の作品に合ったジャンルや、まだできたばかりの小説投稿サイトを探してコツコツと投稿し続けていくことを強くおすすめします。
目線を合わせる読者を絞り込む
次は、ある程度新規の固定読者を得られたものの、最後まで読まれないという場合の対策です。
もちろん、内容をおもしろくするのが一番なのですが、それが難しい。
ここではやはり、読者目線が重要です。
さらに、その目線を合わせる読者はどういった人なのかをしっかり定めてください。
たとえば、銀行小説を書くのであれば、金融に興味のある人向けに書くと意識する。
それなれば、簡単な金融の説明は省いて文章のスピード感を上げることができますし、逆に丁寧に説明することで、その読者だからこその納得感を与えることができるようになるのです。
一言で言えば、ターゲットにした読者層に刺さる内容を意識するということです。
これは読者が限られてくるため、読者の大幅な増加が望めないと思われた方、我慢してください。
まずは読者一人一人と向き合い、自分を支えてくれる素敵なファンの方々を探すことが、後々の基盤となるのですから。
読みやすい文章を書く
小説投稿サイトでは、多くの人がストレスフリーで手軽に読むことを認識しておかなければいけません。
無料で読める分、作品の選択肢がたくさんあり、すぐに他の作品へ移ってしまうのですから。
そこで、文章の読みやすさを重視しましょう。
どんなにおもしろい物語をかけたとしても、読みづらければ、最後まで読まれることなく読者が離脱してしまうのです。
読みやすい文章を書くコツは、↓のことを意識することです。
・不要な情報がない
・先が気になるような構成
・多彩な表現を使いこなす
・セリフと地の文を適度に織り交ぜ、リズムを作る
・漢字の割合をコントロールする
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です。 突然ですが、こんな悩みを抱えていませんか? ・小説投稿サイトに投稿しても読まれない ・小説が読みづらいと言われる ・そもそも最後まで読んでもらえないの[…]
みなさま、ご機嫌よう。 高美濃四間です! 今回は、現代の小説家特有の悩みである、「小説投稿サイトは、1ページ何文字書けばいいのか」という問題について言及します。 この記事を読めば、↓[…]
高い評価を得るには?
ユーザーの目を引くことができ、そして最後まで読まれるようになったなら、後は内容のブラッシュアップに集中しましょう。
高い評価を得て、ランキング上位入りなどして拡散されたのならば、話題性のある内容が重要です。
そのために重要なことは、本編を書き始める前にどのような内容にして、読者にどんな感情を呼び起こさせるのかを設計することです。
簡単に言えば、目的を明確にしましょうということです。
そうすれば、綺麗にまとまった作品となり、読者の満足度も上がることでしょう。
読者をがっかりさせる、悪い意味で期待を裏切るということがないよう、読者を納得させられる内容を目指してください。
しっかりと内容のまとまった作品を書くには、物語のラストを決めてからプロットを作り、書いていくことが重要です。
まとめ
今回は、小説投稿サイトで作品が読まれるための対策を語りました。
・タイトルを見ただけであらすじを理解できるようにする
・読者の心を掴むあらすじが重要
・穴場を探す
・目線を合わせる読者を絞り込む
・読みやすい文章を書く
・書き始める前に、しっかり作品を設計しておく。
具体的な小説の書き方については、↓の記事で解説しています。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です。 みなさんはプロットを書いていますか? よく、小説にプロットは必須という考え方や、書くべきか迷うといった意見がよく話題に上がっていますね。 […]
小説家になろうでランキング上位に入る実践的な方法も解説しているので、ある程度書けるという方は↓の記事も参考にしてみてください。
みなさまご機嫌よう。 高美濃四間です! 今回は、執筆をする上でおすすめの小説投稿サイトと、ランキング掲載から書籍化までを解説していきますね! ある程度小説を書いてきて、自分はおもしろい物語を書けるという[…]